正月明けの祭日初っぱなの1月9日、一昔前に釣行した記憶のある大阪南部を流れる一級河川の大和川の某所に短時間出掛けてみました。
結果はタナゴの姿こそ確認できませんでしたが、そこそこサイズの下記写真のハエ(オイカワやヤマベとも呼ばれるそうです)のオンパレードになりました。
写真がぼけぼけですが魚が暴れ回りなかなかうまく写真に納めにくいです。
いつものタナゴ釣りで掛かって来るサイズよりは、明らかに大きい魚体です。
では当日のお話初めてみたいと思います。
1/9当日の実釣レポート
この日は前日のまとまった雨の影響で本流はダダ濁りの増水状態で肌寒く、釣り場に到着の時点で期待度下がり気味の状態でした。この場所は駅より数分の場所なんですが、市街地から本流へ排水するための小規模な水路が所々設置されています。
一昔前私がタナゴ釣りを始める以前のある夏の日、たくさんの小魚など釣り上げた記憶のあるポイントでした。

季節がよければいかにも釣りの好ポイントらしき場所と思われます。
しかし本日の河川の状況からみて期待値は低いのですが、とりあえず本流近くから仕掛けを投入してみました。
案の定しばらくしても浮子はぴくりともしませし、 流れが速く安定しません。
次に排水口近くのたまりに仕掛けを投入してみます。
下記写真のようにゴミが浮いてあまりきれいとはいえませんが、仕掛けも本流よりよりは安定しますし案外こんな場所に魚は隠れているはずです。

ここは安全柵越しの壁際1メ-トル下のわずかなスペースでしたが予想に反して頻繁に浮子に反応があります。
浮子の反応はわずかなモゾモゾした動きでしたので期待値は高まりましたが、掛かってきたのはタナゴではなくハエ(オイカワ)です。
この寒さORだだ濁りのコンディションにも関わらず元気な魚で、釣れたと同時に力強い引きで暴れ廻ります。
タナゴの繊細な仕掛けでは糸切れが怖いので、仕掛けを小さな唐辛子浮子とスレ針に即席で作り替え、餌はタナゴグルテンそのままで続けてみました
そしてここからは、1時間ほどほぼ調子よく釣れ続き、下記写真を含めそこそこの型のハエがおよそ15匹程度となりました。

スレ針のため抜き上げ中にはずれたり、目を離した隙に勢いよくバッカンから飛び出してお帰りになった個体も多数で実際はもう少し匹数は多いです。
そんなこんなでしばらく引きを楽しんだ後小雨もぱらついてきましたので終わりとしました。
冬の淡水の釣り物の1つに寒バエ釣りなどがありますので、これはこれで本命として狙えば1日楽しい釣りができるかもしれません。
場所は大阪南部の大和川のやや上流部で下記写真中央の様な緑の監視塔が目印です。

この施設の真下が小水路で、冬期や増水時に流れから身を隠す魚たちの避難場所になっている模様です。
他に釣り人と言えば鯉の投げ竿のぶつ込みのおじさん連中がちらほらですが、ここで釣りをしている人は皆無で散歩中の方がこんな場所で釣れるのかとびっくりしていました。
水たまりがあれば一応仕掛けを入れてしまうのが釣り好きの癖ですね。
この場所はJRまたは近鉄線近くの河川公園内で、とりわけ秘密のスポットではありませので釣り物の少ない冬場、誰もが気軽に楽しめる場所としてお勧めです。
上記の様な監視塔の真下には高確率で同じ様な水路が存在していますので探して出掛けてみてください。
まとめ
大和川といえば全国的にも水質ワースト上位のイメージがありますがいる所には結構居着いているみたいです。昔冬場の貴重な蛋白源として食された寒バエですが、さすがにここで釣れた魚は食べる勇気ありませんので全てリリースしました。
この辺の近くには堰の溜まりも存在するみたいで、高確率で魚がいると思われますのでもう少し探索してみたいと思っています。
では今回はこの辺で終わりにします。