近々超新星爆発を起こすといわれているベテルギウスについて調べてみました。
本当に都市伝説的で語られている様に、太陽が2つ現れる程の輝きで有るなどの噂は根拠があるのかなど私は疑問だらけです。
そもそも超新星爆発って何ですか、から勉強してみました。
超新星爆発までの課程
自身のエネルギーで燃えている天体である恒星の中でもある基準以上の重さの天体の最終局面が超新星爆発と解説されています。全ての恒星が超新星爆発を迎えるわけでなく、条件は太陽の8倍以上の重さであることだそうです。
恒星がエネルギーを生み出すしくみは、元の水素原子が核融合しヘリウムになる時ににわずかながらその重さが失われることで発生します。
この質量欠損が原子レベルで起こるとその質量分が強大なエネルギーとして発生します。
E = mc2なる教科書でよく見る公式の例の1つですね。
しかしある恒星が持つ核融合の材料で有る水素は無限ではなく、やがて素材の水素がなくなると水素からから融合して発生したヘリュムが、核融合し始めてエネルギーを生み出し始める事になります。
この段階を繰り返し徐々に重い元素に変化していき、星の内部はやがて例外なく鉄になっていきます。
鉄はエネルギー的に最も安定している物質で有るらしく、これ以上は星のコア部分では核融合を起こせず膨張する力は弱くなりやがて膨張と重力のバランスが崩れ、自身の重力に内側に押しつぶされ続けやがて限界を迎えた時に大爆発を起こすのが超新星爆発との事です
ベテルギウスが間もなく爆発する根拠
ベテルギウス自体太陽の質量の20倍、大きさは約1000倍となつていますがこれは一定せず常に変化しているいるためおおよその数値です。わかりやすく言ってしまうと太陽と同じ場所に有るとしたらもはや土星(サターン)軌道に迫る直径です。
パソコンのシュミレーションでおおよその大きさのイメージ作ってって見ました。

もはやなにがなんだかわからない大きさのレベルです。
ついでに太陽と並べてみました 明るくてわかりにくいですが比べてみると太陽がピンポン球以下に見えてしまいます。

しかしこのベテルギウスがここ最近はかなり小さくなっていっているいる事実が確認されているそうです。
つまり核融合での膨張力が弱まりやがて重力崩壊臨界点に達するのは時間の問題との事です。
しかしながら宇宙的な時間の尺度からしたら、私の生きているうちには起こりそうもありませんが
そこまで正確な日付は現時点では断言できないそうです。
しかしこの星が爆発する瞬間が(実さいには瞬間でなく640年ほど昔の事になるのですが)見れるとしたら、この異変は誰の目にも明らかに認識できるはずです。
現時点でもその明るさは太陽の1万倍以上の明るさで、夜空でも最も明るい星の1つで有るため、太陽とまでは大げさですがかなりの明るさに増大することは予想されます。
ベテルギウス爆発は地球存亡に影響有るのか
ここでもし爆発が不可避の事実とするとその影響はとの事なんですが、確かにこの大きさの恒星が間近で爆発となると、この地球はおろかこの太陽系は木っ端みじんであろうが、幸い640光年も離れた場所であるのであまり心配はなさそうです。よくささやかれる強力なレーザー銃となるガンマ線バースト波も進行軸からはずれているため問題なしとの事で一安心です。
つまり爆発が実際起これば世紀の天体ショーになりお祭り騒ぎになるのは間違いないでしょうが そこに乗じて破滅論など根も葉もない都市伝説などががわらわらと出てくるでしょうが、くれぐれも惑わされないようにしましょうね。
とりあえずは教科書の冬の大三角の一つで有るベテルギウスの名前は削除されてしまうかもです。
同じ恒星である太陽は大丈夫なのか
当然太陽も核融合の水素に限りがあり、いずれ終わりを迎える運命にありますが、その時期は遙か先らしくその時期は50億年程先との予測です。太陽程のほどほどの大きさの恒星は、ベテルギュウスの様な巨大な恒星に比べ時間的質量的に緩やかに核融合が進んでおりその寿命は遙かに長いとのことで一安心です。
つまり太陽はゆっくり燃えている薪ストーブ ベテルギウスはファンヒーターぐらいの認識でいいのかと私は思っています。
まとめ
今回は久方の科学ネタでした。最近手にいれたユニバースサンドボックスなるゲームの出来が、噂通りのおもしろさでさわってた所ベテルギウスの名前も出てきた為色々いじっている課程で調べた事をまとめてみました。
調べているうちにこのベテルギウスよりもさらに巨大な恒星も発見されているらしくもはや大きさの概念が崩壊して実感できないため私の中では無意味な事なってしまいました。
その中で宇宙の物質はやがて例外なく鉄になり、非常に静的な世界に突き進んでいるとの話に、非常に興味を持ちました。
今しばらくはこのことを含め自分の好奇心を満たす記事更新続けてみようと思います。
当然いつもの釣り記事も続けていきます。
最近の釣行で非常に残念な出来事が有り、少しショック状態でしばらく更新が滞っていしまっていますがそのお話はいずれと言うことで今回はこの辺で終わりにしたいと思います。