しばらくぶりのブログ更新となりました。
ゴールデンウィーク前の忙しさから機会がなく久方ぶりの釣行となり、結果的にはやや不調なのですが私的には充分満足な釣行になりました。
今回は最盛期を迎えた小鮎に初挑戦してきたと同時に、ワンドでのタナゴねらいの釣りともう一つの目的であるウナギの特効餌のドバミミズの採取も合わせてお話したいとおもいます。(ミミズの写真もありますが苦手な方はそこら辺は読み飛ばしてください)
小鮎釣りの仕掛けの準備
まずは仕掛けの部品の調達ですが私がそろえたのは下記写真の4つと手持ちの5m磯竿にスピニングリールのみです。
まずは左の発泡浮子ですが、これは手持ちでやや浮力有りの分で実際には釣り場では水流の抵抗が大きく、流されやすいため隣の方に迷惑かかりそうなので途中からはずしてしまいました。
替わりにミャク釣りに変えましたが最低限仕掛けの位置がわかりやすいように、目印としてシモリ玉オレンジを仕掛けの最上部に通して代用しました。
次に4号ナス型オモリ(上記浮子の対応オモリが4号でしたのではじめからセットしていました)で、最下部につけるスナップ付きタイプであればこれもごく普通のオモリでどれでもよいと思います。
今回私はスピニング仕掛けにしましたので、棚の深さは送り出しの糸の長さで調節してしまう為、あまり浮力バランスなど神経質にならなくても仕掛けが流されない程度の重さが有れば充分なので、適当に手持ちの中からチョイスしてもOKです。
次にこれはやや特殊な部品でコマセ餌を埋め込むラセンになります。
私が購入した店では3個入りで200円也でさほど値はる物でも有りませんでしたが、在庫のない店も有るようなので注意が必要かもしれません。
もし手に入りにくいようで有れば網目大きなカゴ型のタイプを使用する方もいましたので代用できると思います。
ただし私が今回初めて小鮎釣りを始めるにあたり色々調べたのですが、やはり仕掛けの最上部に設置する必要があるとの事でその点だけ注意が必要です。
最後にパニック仕掛けで私がチョイスしたのは写真の針寸2.5号白ビーズ付き270円也でした。
ビーズが効果有るかはわかりませんでしたが、店の主人に勧められましたのでチョイスさせてもらいました。
ただ初心者の私には枝バリ11個は多すぎて取り回しや、安全の面および再利用の為の保管も考えて半分に切り分け6本で仕掛けをくみましたが、当日は同時にかかっても3匹程度でしたので充分間にあいました。
数を目指すなら当然枝針の数を増やすのも有りですので、状況に合わせて選んでOkと思います。
私の仕掛けの組み立ては上から順に。
目印のシモリ玉(玉浮子でも代用可能です)ー小鮎ラセンーパニック仕掛け(私の場合2.5号枝針6本白ビーズ付き)ーナス型オモリ4号 です。
仕掛け自体は再利用も考えますと費用はそれ程かからず組めてしまいますが、問題はコマセに使う釜揚げシラスの値段がピンキリな所でした。
小鮎釣りのコマセ餌の準備
次に肝腎なコマセの話ですがズバリ鉄板の特効餌で有る釜揚げシラスをチョイスしました。これもなるべく安くあげたいので3つほど近所のスーパーをはしごして最安値のパックをチョイスしました。
市販の小鮎コマセもあるのですが、私の近所の釣具屋では取り扱い無しでしたのでシラスの替わりこの専用餌でも手に入ればOKです。
当日隣で釣られていた方も専用餌を使用して釣り上げられてたので全く問題なしと思います。
この釜揚げシラスは産地や内容量でピンキリですが、これは時価としか言いようが有りませんので色々捜してみてください。
ただしおよそどこのスーパーでも手に入り、釣行途中でも買えてしまうので手軽な餌になります。
手順は簡単で、まずは釜揚げシラスを袋に入れて何度も揉んですりつぶした団子状態にしてしまいます。
この状態でもコマセでそのまま使用OKですが、少し量を稼ぐためとバラケ過ぎを押さえるため少し小麦粉をくわえましが、これはパン粉などでも代用がききそうです。
小麦粉を加え過ぎるとバラケ具合が悪くなってしまうので少なめに加えましたが、シラス団子に水分が含まれているため水は加えませんでした。(水を加えてしまうとドロドロになり取り分けが大変になってしまいそうなので)
充分混ざり団子にしてしまえばまそれで準備Okです。これは釣り場でもすぐに調合してしまえるので、小麦粉とシラスを調達してそのまま釣り場へGoしてもOKと思います。(私は朝早くの釣行予定でしたので事前に準備してしまいました)

少し写真ではわかりにくいですが仕掛けのラセンが隠れるぐらい取り分けて握り入れてしまえばこれで準簿OKとなります。
小鮎釣りの釣り方
これと言って特別のテクニックはいりませんのでアジのサビキの要領でゆっくり竿を上下しながら待つていますと竿先にびんびん当たりがきます。泳ぐ力の強い魚なので少し堅めの竿でも反応が明確に出ますし、合わせも竿の上下だけで合わせになってしまうので初めての私でも比較的簡単に釣る事ができました。
強いて言えば時間によつて深さや岸からの距離で釣れるポイントが変わる様なのですが、聞き耳を立てて聞いていますとベテラン人の方達が教えてくれますので参考にしてください。(つまり皆に聞こえるぐらいの声でどこ彼処が調子がいいなど話しが飛び交っていますので非常に参考になります)
そして取り込みの注意ですが水面から抜きあげても小鮎が大暴れしていますので針をはずす時には手元に充分注意が必要なのと、魚籠から飛び出す程元気なのでふたをするなど工夫が必要です。(私も当日は何度も飛び出してしまいあわてる場面が幾度かありました)
この釣りの初心者の私は無謀にも6本針で仕掛けを組みましたが当日はせいぜい2-3匹が同時にかかる位でしたのでもう少し少なくても充分だったかもしれません。
これも慣れで上達とともにあげて行けばいいと思っています。
そして朝方3時間ほどの釣果がこちらです。

大小織り交ぜて30数匹でしたのでそのまま凍り締めで持ち帰り天ぷらにて試食となりました。
処理は体を少し強く押しますと内蔵が飛び出てきましたので適当に手で引き抜いた後は水洗いでそのまま頭ごと天ぷらでいただきました。

味はほどよい苦みがありましたがほくほくで非常においしかったです。
調理はいつもながら娘がしてくれましたが家族にも非常に高評価で、私的にはお酒のお供に最高の1品になりました。
タナゴ釣り城北ワンドの様子
当日は小鮎釣りの後に城北ワンドにも足をはこびました。当日は快晴で日差しも強く汗ばむ程の陽気でしたが、目的のタナゴは絶不調の様で完敗の結果におわりました。
休日の為多くの方がいましたのでハイプレッシャーとギルやクチボソの大量発生でタナゴの姿がどこにも見あたりません。

クチボソとギルは入れ食いなの中奇跡的につり上げたのがこの1匹でした。

タナゴはいるのは間違いないはずなのですが待避中なのか広いワンドのどこにいるかも想像つかない状態です。
上記の1匹は全くの偶然だと思いますが、人気のないゴロタ石場でかかってきましたので私自身おどろきました。
少し落ち着くまではこの状態が続きそうですがやがて復活するはずです。
もう1つ私もそうなのですがタナゴねらいらしき方の多さにも驚きました(短竿のシモリ仕掛けの上黄身練りチューブなのでわかってしまいます)。
タナゴファンが増えていること自体うれしい事です。
ウナギ釣りの特効餌の採取
当日は小鮎とタナゴに加えもう1つ目的がありました。ウナギの特効餌の天然ドバミミズの捕獲ですがこれは本当にあっさり解決していましました。
ある方に教えていただいたのですがこの時期の朝方淀川沿いを歩いていると大量のミミズの死骸が見られますが、中には道をはい歩く大型のミミズを頻繁に見かけるとの情報でした。
半信半疑でしたが小鮎釣りの前の20分ほどで実際大量に捕獲してしまいました。

朝早く釣り場に向かう途中、ワンドと淀川大堰の途中の道の中をウニウニ移動中のでかいミミズが所々にいましたので簡単に30匹ほど採取できてしまいました。

死んでいるミミズは丸まってしまっていますが、生きて移動中のみみずはまっすぐな状態ですので遠目に見ても一目瞭然です

だいたいの大きさわかるでしょうか。
なぜ大量発生するかはわかりませんが雨が降らず水分を求めて湿った場所を求めて移動するのか地上にはい出すある条件が有るのかもしれません。
間もなく見られなくなる可能性も有るので今のうちに捕獲しておくのがベストかもしれません。
取り敢えず腐葉土のはいった虫かごの中でウナギ釣行の機会あるまでスタンバイ状態です。(家族には伝えていますが目に見えない所限定保管です)
まとめ
春の快晴とはいえ連日20度超えの暑い日が続いて非常に暑い1日でしたが大変楽しい1日が過ごせました。間もなく梅雨入りとともに海老江方面の手長エビが開幕ですがそれまでに小鮎釣り今1度出掛けてみたいのです。
次回はネットで情報がありました城北運河の方にも小鮎釣りに出掛けてみたいのです。
場所はリサーチ済みなのですが釣れ出す時期があるようです。
しかしその情報元の釣具屋さん自体移転してしまっており自分で出掛けて釣ってみるしか有りませんのでチャレンジしてみるつもりです。
もう一つウナギの話ですがこの季節でも大川の支流でねらえて釣れるとの情報をブログ読者の方からメールでいただきましたので(情報ありがとうございました)スタンバイ中のドバをもって半夜釣りにでも出掛けてみたいと思います。
これらの釣行の記事は機会あれば順次ブログにアップしたいとおもいます。
では今回はこの辺で終わりにしたいと思います。