本日WEB上のニュースにて鬼界カルデラなる言葉に行き当たり、興味をそそられて少し調べて見ることにした。
近々本格的な調査を早急に進めるそうです。
海の底の活火山鬼界カルデラ
九州南部の海底に存在する直径数十KMもの噴火口を持つカルデラ型の海底火山の名称である。図面見てみると、非常に危ないところに位置しているのがわかると思います。
そもそもカルデラってマグマが飛び出した後の空間に地盤が落ち込んだ穴との認識でした。
つまりここは地下から地盤の割れ目の通路を伝って、マグマがせりあがってりたまり続けている噴火口そのものとの事で、認識は当たっていると思う。
そしておよそ7000年前、この鬼界カルデラが噴火のレベルでも極大の破局噴火を起こし、九州全土を壊滅および日本中に火山灰が降り注大きな被害を及ぼした事がわかっているそうです。
また九州南部で高度な文化を築いていた民族の痕跡が、忽然と消えてしまった事に関係しているとのミステリーな話もあるそうです。
その噴火パワーの規模はあの雲仙普賢岳の噴火の100倍と言えばだいたい想像つくでしょう。
とまあ上記はWEB上の情報の受け売りなんですが、このとっつもない海底火山は今なお活発な動きを見せる活火山であとのことです。
私の今までの常識では、海の中にこんな巨大の噴火口があるなんて思っても見ませんでした。
位置的には薩摩硫黄島や竹島あたりに当たるそうです。
なぜ今調査に乗り出すのか
先ほど7000年前に大噴火したことがあると書きましたが、この破局噴火は7000年ー10000年のサイクルで繰り返されるとされているそうで、そろそろ危険期にさしかかる計算になる様です。つまり今回の調査は詳しく現在の様子を調査することで噴火予知のデータを収集するのが目的のようです。
近頃の九州の地殻の不穏な動きと相まって少しでも予想防災に役立てようと調査に乗り出す様です
調査方法は海中で圧縮空気を使う方法らしいが、これから5年に渡って続けられるそうで 日本の地震予測研究にとって貴重なデータを採取する絶好の機会になりそうです