ネットのニュースを回覧していると興味を引く記事を見つけた。
ジラフ・アサシンバグ なる昆虫の話題でした。
ではニュースの要約です。
ジラフ・アサシンバグの概要
写真自体ネットであまり存在しませんので下記よりコピペして見てください。ナショナルジオグラフイック社のサイト内で確認できます。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/c/102700015/?ST=m_news
虫が苦手な方に姿を簡単に説明しますと私的にはナナフシの様な細長体型の虫です。
ジラフと名付けられている事からキリンの様な長い首が連想されますが、問題は次につけられているアサシンの文字、つまり暗殺者の名前が付いている事です。
ジラフアサシンと名が付いている以上ターゲットがいるわけでしょうが、なんともかっこいい名前ですよね。
そこで何を暗殺するのかとの疑問でなのですが、当然餌となるある生物な訳ですが、それがクモとのことです。
ある意味巣を張り巡らして獲物を狩るクモ自体、他の昆虫にとっては暗殺者なんでしょうが、このジラフ・アサシンバグなる虫はそのクモの巣にも関知されず近づき捕獲してしまうとの事です。
ご存じの様にクモの巣はその中心にいるクモにとっては高性能レーダーになっており、捕獲されるまで気づかれずにクモに接近するのは非常に難しいとおもわれます。
ではその手口とはどの様のものなのでしょうか続けてみます。
名前に暗殺と付けられる驚きの捕獲方とは
クモ自体廻りにはりめぐらしたクモの巣に加わる震動を敏感に関知して獲物が掛かった事を知ると思います。しかしこのジラフ・アサシンバグなる虫は、風が吹きクモの巣が揺れて感度の鈍る時を見計らって巣の1カ所をつかみ引き延ばし切りとります。
そして切れた端のところをひっぱりながら次の糸をつかみ再び引き延ばしを繰り返し徐々に近づいていきます。
そして徐々に外側からクモの巣を切り崩していきますがクモは震動を感じる事が困難で、最後が近づいている事に全く気づきません。
そしてクモが気づいた時には最後の案配です。
まさに気配や足音を断ち、敵に近づいて暗殺するアサシンそのものです。
そして最後のとどめは、針の様にとがった口を突き刺し毒液を注入し瞬時に麻痺させてしまうそうです。
世界には珍しい生態の虫がいるとの事で感心しきりです。
本来他の昆虫を狩るクモですが狩られる方になるとはまさに天敵出現です。
ジラフ・アサシンバグは日本で見かけるカメムシの仲間で中でもサシガメとゆう種類の1種です。
このサシガメ類は数百もの種類が発見されているそうですが、それぞれがアサシンと呼ぶにふさわしい生態を持っているそうです
カメ虫は最近都会では見かける事は少なくなりましたが、私の子供のころにはよく見かけた例の強烈なにおいを武器にするやっかいな虫です。
やはりこの虫も獲物少ない環境で本来天敵であるクモをターゲットに進化ししてきたんでしょうね。
まとめ
私的にはこんなニュースは大変興味をそそられるものです。これからも時々科学ネタを紹介していこうと思います。
では今回はこの辺で終わりにしたいと思います。