今回のブログ更新は遅れに遅れ一週前の週末の釣行記事になります。
年末も差し迫った16日土曜日の午前中なんとか時間をとり、気晴らしに毎度のたなご釣りに出掛けました。
前期の冬のこの時期のブログを見返してみますと、当水路ではかなり好調な結果がでています。
タナゴ釣りの冬パターンとして、越冬場所を見つける事が出来ればそのピンポイントで数釣りが出来るはずです。
私が通います水路は春から秋にかけては申し分なくタナゴ他小物がよく釣れる場所ですが、冬になるにつれ水量も激減してしまい魚影も少なくなります。
昨年冬季には運よく好ポイントでそこそこの結果出すことができましたが、ここ最近あまり状態がよろしくありません(全くボーズとゆうことでは有りませんが)。
そこで今回は少し足を伸ばし秋辺りから目をつけていた場所にてためしてみました。
結果はドンピシャで昨年と同様な数釣りが楽しめました。
では今回の釣行の様子の話始めてみます。
釣り場の状況
今回目につけていた当ポイントを選んだ理由としましては①まず第一にほぼ水量が一定なこと。
②少量ながら外部からの流れこみが有り、冬場でも恐らく氷つくことがなく、水質悪化もおこりにくいはず
③場所がほぼ隔離された小さなフィールドなので、バスやサギなどの天敵がいないこと(私自身が最大の天敵になりますが)。
つまりなんだかんだでタナゴが安心して越冬できる場所と予想出来たからです。
確かに水温は低いのですが、低いなりに水温がおちつけば厳寒期にも順応できる魚ですのでその点は問題無しと思われます。
そんなこんなでこのポイントは昨年通い出してから初めての竿出しとなりましたが、今回順調だった為巡回ポイントのひとつになりました。

初めは濁りがきつく静まり返っていましたので上からでは全く魚がいるかどうかの判断もつきませんでしたが、予想外に多くの魚が越冬中だった様です。
そして最終的には当日午前中の結果がこちらら

ケース一杯の大小タナゴの満員電車です。

当然細長組もこの倍くらいの確率で掛かってきました。
ここ最近の不調から一転、久方ぶりで楽しい釣行になりました。
当日の仕掛けなど
いつもながら愛用のインジェクターで仕舞い寸法がミニマムのお気に入りの竿で、夏場の手長海老からハゼ釣りまで大活躍です。仕掛けは浮き以外自作のトンボ仕掛けと、餌はリーズナブルの野釣りグルテン

おまけは近頃採取しました玉虫で、こちらは残念ながらの寄生済みで死滅していました、一見寄生の証拠の針のような小さな穴もなく、模様もきれいで健康そうですがハズレてしまいました。

これらもろもろで試したわけですが、最初は全く浮きに反応がみられません。
これは当たりがないというより濁りがきつく、シモリが見えず冬場の微妙当たりに全く気づかなかっただけでした。
ここで以前から動画でよくみるゼロバランスに調整してみました。
ハリス止めに巻いていた板オモリをいつたん剥がし、多めのオモリをまき直し少しずつカットしては打ち込み、親浮きがゆっくり沈む様に調整してみました(面倒くさい仕事ですが、気長にやってみました)。
やはり先人の知恵は確かです。
濁りがきついためシモリはほとんどみえませんが、水中のトンボにはつきり反応がでてきます。
ひとつ面倒なのは沈んだ仕掛けを頻繁に水面ギギリギリまで引き上げる動作が必要であることです。
しかしながらこの事が同時に聞き合わせになり非常に合理的な動作みたいです。
ここで私の理解の範囲内でまとめると
①まずゆっくり沈むことでタナゴにバッチリアピール出きること。
②ゼロバランスであるため、浮きの抵抗がなくなり仕掛けに当たりが伝わりやすく、少しの変化でも反応がでるようになる。
③仕掛けを水面まで引き上げる動作がそのまま聞き合わせになり針掛かりの確率が上がる。
ゼロバランスのことは常に頭にあつたのですが、つい面倒ぐさがつてあまり考慮しなかつたのは反省しきりです。
そして仕掛けの調整のあとは下記サイズのタイリクバラタナゴ中心に、やや大きめも含め順調に次々針掛かりして最終は先の写真で、昨年に迫る釣果で終了しました。

成長して背びれの黒星が消えかけているような大きさのタナゴも混じってきます

今期冬場は当ポイントに通いつめる事になりそうです。
タナゴ仕掛け自作今後の話
今現在もややポンコツ気味の自作仕掛けではありますが、そろそろタナゴ浮きに手をつけたく思い、現在材料など買い集めているところです。ある程度はホームセンターでそろいそうですが、浮き足に使うカーボンの細棒と、斜め浮きにさしこむ細いチューブや仕上げのコート材(大きめの釣具屋で見つかるかもしれませんが少し遠いので)が見つからなければ大きめの釣具屋か通販かなと思っております。
少し考えてしまうのが塗料の件ですが、いまのところバルサ本体に水性アクリルとウレタンコート辺りでかんがえています。
正月休みにでもゆっくり取り掛かれればいいのですが。
散歩中の発見


当日水路をさかのぼる途中でみかけたカモやヌー君です。
ヌー君ばつちり目があつたためすぐ巣穴にかくれたので、遠くから望遠でねらい安心して出てきたとこパチリで初めて真正面から撮影できました。
まさに大きなネズミそのものですが、こちらも外来種で淀川水系などにも分布が広がつて問題となつています。
さいわいにも草食で水辺からは離れず生活するため、町中や家の庭先で見かけることはないためある意味よかつたです。
しかしこの寒い時期うろうろ泳ぎまわつているところをみると冬眠などしないのでしょうかね。
このあたりでは大小2匹ほど頻繁泳いでいる所を見掛けますが、親子なのかは分かりません。
しかし散歩中のワンコがネコ以上に興味をそそられる存在であるのは確かな様です。
まとめ
間もなく今年も終わろうとしています。仕事的には会社も仕事納めも間近で何とか平穏に新年を迎えれそうです。
後は風邪などひいて寝正月なんて事にならぬよう気をつけるだけです。
ソロソロ手持ちのタナゴ針などが少なくなってきたので店が閉まる前に仕入れに行かなくてはと思っています。
来年にはある方と釣行の約束もありますので今からたのしみにしています。
では今回はこの辺で終わりにしたいと思います。