50代おじさん日々のブログ

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タナゴ釣り仕掛けの肝、シモリ玉を自作してみました。

投稿日:2017年8月4日 更新日:

今回はタナゴ釣りに使うシモリ浮きを自作してみました。

現在は下記写真のジンタン目印の白や黄の出来合い品を使用して仕掛を組んでいます。

DSC01176

私の腕が未熟な為、頻繁に引っかけてロストが多いため小物作りにチャレンジしてみます。

どれもこれも先人の知恵の拝借ですが、まずは手初めにネットの情報などを参考にさせていただきます。

結果的には何とか使用出来るレベルになりましたが、そこは追々上達するであろう事を期待しまして試作してみました。

まずは上記写真の市販品を参考に直接道糸に成形する方法ではなく、2重にしました糸に成形していく方法で、後々仕掛の道糸に移動するタイプで製作して見ようと思います。

使用材料

UVレジン

これは娘が趣味で作成しているアクセサリー用のUVレジン液を使用します。

DSC01134

色味は色々ありそうですが後程白インキを塗り重ねるためとりあえずは透明クリアを使用します。

この1本分だけで小さなシモリ玉が大量に出来て一生もちそうです。

UV照射器

この装置も娘から拝借します。

DSC01135

この装置でタイマーをかけ、2分ほど紫外線を照射しますとUVレジン樹脂が即効で硬化しますので作業がはかどります。

作業用容器

こちらはUV装置に入る大きさなら何でもOKと思いましたので使い捨てのつもりで弁当の小蓋を流用します。

DSC01132

またUV樹脂を少量取り分けるためにペットボトルの蓋を流用しました。

まち針

UVレジン液をライン盛りつけるのに使用しました。

爪楊枝や竹串などでも可能かもしれませんがまち針のとがり具合が少量ずつ盛りつけるのにやりやすいと思います。

なお爪楊枝は最終仕上げの塗料の塗りの時に筆代わりに使用します。

道糸

0.3号を2重に重ねて同時にシモリ玉を成形しました。

DSC01128

理屈でいえば0.6号の道糸に移植した時ぴったりになりそうですが、これは最終的に仕掛に使用する道糸の号数に合わせればいいと思います。

塗料

樹脂成形硬化後にこの塗料を爪楊枝を利用して塗ります(塗るとゆうよりはチョンチョンとつけていく感じ)。

DSC01131

釣具屋でヘラ浮き作成用に売られていました。

白ベースで後はお好みでオレンジORイエローの蛍光色を塗り重ねます。

ざっとこれら諸々用意しまして作成に取りかかります

シモリの成形

まずは軸となる糸のセットです.

0.3号の道糸を2重にして作業用容器にセットします。

DSC01137

この時上記の様に片方は必ず輪っかが残る様に、なおかつ糸の隙間がでないようなるべくピンと張った状態でセロテープなどで固定してください。

いざ仕掛の道糸に成形したシモリを移植する時に、この輪が無いと移動が不可能になります。

この状態になりましたらペット容器の蓋に少量流し込んだUVレジン液をまち針で少しずつ盛りつけていきます。

まち針の先でちょんと糸の上につけるように盛りつけますと後は表面張力で丸く盛り上がりますので好きな数だけほんの少し最小の玉が出来る様に盛り付けていきます。

DSC01138

DSC01146

全て盛り付けましたら一度照射器にて硬化せます。

DSC01143

この状態でシモリの芯が出来た状態になりました。

あとは少し盛り付けては硬化の繰り返しでやがて自分の好み大きさの玉になればシモリ玉の成形は完了です。

DSC01161

ここら辺りの作業いかんでシモリ玉の綺麗さや形が決定してしまいますが、そこはやがて数をこなすうち上達するばずです。

今回の出来ですが、少しイビツな玉がありますが気にせず塗りにすすみます。
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シモリ玉の着色

塗りに関してはとりわけ難しくはありませんが、後程蛍光のオレンジなど塗る場合でも必ず白がベースです。

塗りは筆ではなく、爪楊枝が私的にはベストで小さなシモリ玉にチョンチョン付けていく感じでOKと思います。

DSC01166

成形と同じく、小さな玉に表面張力が働いて勝手にコートされる感じになります。

注意があるとすれば塗り方よりも、ビンの中でのインクのムラやダマが大敵ですので使用前に薄め液を少量加えよく混ぜる事です。

悪い状態で無理に使いますとシモリ玉がガタガタになりかねません。

白ベースが塗れましたら良く乾燥させた後白やオレンジやイエローで重ね塗りでおわりです。

DSC01160

上記は実験的に色々塗り分けてみたものですが私的には濁り時に目立つ白玉が好みです。

最後にクリアコートがベストでしょうが私はしていません。

実際使用してインクが割れるなど不具合がでましたら考えてみようと思います。

ミチイトへの移動

これは簡単な理屈なのですが初めての方に簡単に説明したいと思います。

その前にまずは浮きゴムをミチイトに通してください。

ミチイトはリールに巻かれた状態で作業するのがいいです。

先にかっちり長さに切ってしまうと後々仕掛けが短くなつてしまいます。

次に上記で作成しましたシモリ玉付の糸の輪つか部分にミチイトの先を通してこれも折り返します。

DSC01167

名称未設定-1

この状態でシモリ玉をゆっくりミチイト側に移動せていきます。

上記でいいますと右の道糸にシモリ玉をぐりぐり寄せて移動していくイメ-ジです。

ここで折り返したミチイトの先を越えるまでシモリ玉をまくしあげれば移動が完了になります。

DSC01169

途中糸が交差する部分は窮屈なのですが0.3などの極細のラインであれば案外すんなり通りますのでゆっくり移動させてください。

ここで怖いのはミチイト同士がこすれあい摩擦でシモリ玉成形済みの糸の輪っかが切れてしまうことです。

こうなればもはやシモリ玉の移動ができなくなります。

そのためにも水で濡らした状態で摩擦熱をおさえながら作業するのがベストだと思います。

次に移動の終わりましたミチイトの先のよれた部分や折り目がでた部分を切りはなしてハリス止めを結びます。

後は竿の長さまでミチイトをリールから引き出し先に2段のチチワをつくれば浮子や板オモリをセットして仕掛けの完成です。

DSC01171

この様に成形しましたシモリ玉の輪っかが切れない限り移動するシモリ玉の数などは自由です。

たとえば出来の悪いシモリ玉を除いたり、別々に色分けしたシモリ玉を交互に並べたりが自由にできます。

以上が私流初心者バージョンのシモリ玉作成方法になります。

次はハリス止めの自作辺り考えていますが思考錯誤中ですので、うまいこと行けば近いうちにアップしたいと思います。

まとめ

ネットを検索しますと色々な作り方があり色々試した結果、本記事のやり方がシモリ自作が初めての自分には最もやりやすかつたです。

エポキシ混合接着材など試しましたがすぐに粘度が上がってしまい私的には難しく、うまく糸に盛り上がりませんでした。

今後の課題は軸になる0.3号の糸の強度やシモリ玉の成形の綺麗さになると思いますが今後色々実験したいと思います。

たまたま家にUVレジン液や照射器があつたからかもしれませんが、もし私と同じ初心者の方でシモリの自作してみょうとお考えのタナゴ釣ファンのかたの参考になればと思います。

まだまだ恥ずかしい出来ですがさらに色々改良を重ね、いずれは浮きや竿なんか作れたらいいかなと思います。

現在ハリス止めの自作すすめていますがなかなか丸く綺麗に曲がりませんが、もう少し試してみょうと思います。

まー見事な出来映えの完全自作仕掛けが出来上がるのはまだまだ先の様です。

では今回はこのへんで終わりにしたいとおもいます。

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